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ヴィレーチャナ(中央処置日)

最後は、中央処置日です。

3日の消化法
3日の油剤法
3日の発汗法

最後が中央処置です。

これまで、体の中に拡散していた毒素を胃腸に戻しましたが
それを体外に排泄するのが、この中央処置です。

先ずは、朝からアヴィヤンガと発汗法。
身体の循環を良くして、下準備です。


その後、飲むのがこちら。
薬用ニームのひまし油です。
image (18)

濃い緑は、ニームの薬用だから。
30mlほど飲みます。
ぐいっ。と。

決して、味わってはいけません。不味いです(笑)
口の中につくのが嫌なので、私は牛乳を口に含んで油をいっきに流し込みました。

牛乳は催下効果があるので、
一緒にとってよい食材です。


催下作用は、ひまし油がポイントです。
ひまし油は鋭性が強く、
スロータスの滞りを取り除き、余分なものを排泄します。
リウマチの特効薬としても知られています。

このひまし油と一緒に、同じく催下作用にあるハリータキーと
トリハラーも1粒飲みました。
トリハラーは、3つのハーブを混合したもので
ハリータキーも入ってるのですが、より効果を出すため単独でも使いました。

image (15)


このひまし油を飲む前には、もちろん食事はできません。
ひまし油を飲む時間も、スクールのO先生に伺ったら
ピッタ(熱性)の排泄を目的としているので、
ピッタが上がる時間に飲んだほうが良い。とのアドバイスを頂きました。

日中、ピッタが上がる時間は10時からと言われています。
ただ、この時間というのも、日の出と対応したもののほうが良い。
ということで、”あけくれ”という不定時法和時計というスマホのアプリをDLしてみました。
正午の時間の2時間前を計算すると、だいたい9時40分となりました。

めんどくさっ!(笑)
って思いますけどね。
でも、この日までの準備を思えば、最善の方法をとりたくなります。

ひまし油を飲んで、
しばらく(30分もしないかな~)すれば、催下作用が始まります。

ひまし油の後は、催下の促進剤としてぶどうジュースを飲みます。
このぶどうジュースは、レーズンを少し水に浸してミキサーか、
マッシャーで潰して濾したものです。
こちらは、美味しいですよw
500mgのレーズンに、2ℓの水で作ります。
レーズンはオイルコーティングしていないもので。
image (17)

このジュース、排泄したら飲む。を繰り返していきます。

ひまし油を飲むと、お腹が鳴ったり、痛くなったりしてきます。
痛いとっても、我慢できないような痛みじゃないです。

排泄の回数は、10~30回が正常範囲内と言われています。
30回を超えると、強い浄化となり回復に時間がかかったりするようです。
所要の時間としては、6時間程度が目安のようです。


私も9時40分にスタートして
14時くらいには終えるハズが・・・

終わらない。。。(汗

これには、理由があるのですが。。。
排泄間隔が、緩やかだったので、心配になり、後からトリハラーを1粒追加したこと。
また、後で判明するのですがぶどうジュースの作り方が間違っていたこと・・・。


夕方から、スクールで「食の研究会」の打ち合わせがあり
行くか迷いましたが、ぶどうジュース片手に参加しました。

そもそも、浄化療法中に外出なんてダメダメです。
ゆったりと落ち着いた環境で行うものでして。。。

ただ、この時点で19回の排泄があったので
もう終わりにしてもよいかと思っていました。

終わりのサインは便に出るのですが、
残念ながら、まだそれは出てきてませんでした。

さて、スクールでO先生に会うと
「そのぶどうジュース、もっと手で潰さないとダメだよ!」と。。

えぇ。そうなの?
びっくり。

てっきり、冷浸という、浸けてエキスを取り出す方法かと思っていましたが
がっつり、レーズンを手でつぶすとか、ミキサーにかけて
濾して作るとのこと。

しょぼーん。
これじゃ、効果半減どころか10分の1だった。

確かに、分量はお聞きしましたが
作り方は、冷浸だと思ってたので聞かなかった。
思い込みって怖いね。

2時間程度の打ち合わせ後、
帰宅して、早速ぶどうジュースを作り直しました。

すっかり催下作用は収まっていたのですが
このぶどうジュースで何と復活!
すごいです、ぶどうジュース。

便秘には、レーズンだと授業では習ってましたが
まぁ、ハリータキーのようなハーブにはかなわないかな、って思ってました。

さにあらなん。
失敗したお蔭で(開き直るのも良くないけどw)
ブドウの素晴らしらに気づけました。

こうして復活した催下作用は、ぶどうジュースを飲み続けることで
続きました。

途中で中断してしまったので、
翌朝まで頑張ってみてようと、そのまま睡眠。

朝の仕事に行く前まで粘りましたが
催下作用は続いてたものの、便からの終わりのサインは出ませんでした。

しかし、そのサイン。
出ない場合もあるそうで、
前日スクールでヴィレーチャナ過程をO先生と話たとき
まだサインが無いこと相談したら

油剤化と発汗法をしているときに、
便にすでにカファが混じって排泄されてたのでは?っと。言われました。
確かに、そんな感じ。

それに、朝には排泄も30回となり
どちらかといえば、ヴァータが上がってきていて
身体が軽くて軽くて。。。

O先生からも、後処置ではヴァータの管理がすぐに必要で
肉のスープを飲んでと言われてました。

出社時間もせまってましたし
これ以上の排泄しての浄化は、体に負担が大きくなると判断。

ここで、中央処置を終了。
バターミルクという、ヨーグルトを水で薄めてシェイクしたものを飲みます。
これで、ピタっと催下作用は止まります!
これまた面白い。


なんと、約丸一日です!!!
長い長い中央処置となりました。


そして、この日から後処置としての食事が始まります。
メインはお粥。
浄化療法の直後、消化の力はとても弱くなっています。
なるべく消化の軽いものを食します。

一週間程度は、食事に気をつけていかないと、
この浄化療法はむしろ身体に害となってしまいます。
決して良い結果は生みません。

私も、ランチはお粥をもっていきました。
会社で配られるお土産類も、こっそり友人に食べてもらいw
コントロール。

当初はかつてないほど、体は軽く(これ、ヴァータの悪化ね)
そわそわと、足が浮いていましたが

食事を、だんだん重めに、肉のスープを飲んでいくと
浮く感じは減り、身体の中から力がわくように、エネルギーが出てきました。

このヴィレーチャナ後、
声が良くなった。(通るようになった)とも
目の白目が、目立つようになった。とも
周りの方に言われました。

一時的に体重も減るので、痩せたとも(笑)
これは、戻るけどね。。

体重の変化を詳しくいうと
・消化法中に1キロ減り。
・発汗法中に1キロ減り。(油剤時は減らなかったな)
・中央処置で1.6キロ減る。
合計3.6キロの減少。

すごいダイエットと思えますが、確実に体重は戻ります。
なので、ダイエットでは無いです。


上にあげた作用は、どれもヴィレーチャナの効果の1つです。
中断したりと、成功とはいいがたかったものの
食事管理によって、失敗もしていない様子です!


やってみて良かったです!!
全ての体験が面白かったし、また学びでした。

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ヴィレーチャナ(発汗法)

前回のヴィレーチャナ油剤化の続きです。

「油剤化」で薬用ギーを3日間飲みました。
それは、体内にある毒素を油に溶かし、遊離しやすくするためです。

催下法の中の「発汗法」は、その毒素を定着部位から分離し胃腸管に戻すことが目的。


アーユルヴェーダでいう毒素とは
油に溶けるもの、脂溶性です。

よく、授業でお聞きしたのが
「一般的に汗をかいてデックス!」というけど、
それでは、アーユルヴェーダがいう浄化にはならない。と言うこと。
あくまでも、毒は油にとけだすもので、汗では出ていかないから。


胃腸管で発生した毒は体内の様々な部位に広がる。
その毒素をギーを飲む油剤化により分離しやすい状態にする。
そして、今回の「発汗法」によって、その毒素を胃腸に戻す。

この発汗法というのが、
アーユルヴェーダサロンで行われる、『アヴィヤンガ』というオイルマッサージの最後に行う
薬草の蒸気や、遠赤外線などで行う発汗法のこと。

アヴィヤンガをしたのに、発汗法をしないのは
正直、アーユルヴェーダのコンセプトではない。
サロン設備の都合。。。

でも、同じオイルマッサージでもアロマはまた別ね。(私も施術しますが)
目的が全然違うので。あれは、あれでいいの。手技も違う。

本題戻る。
発汗といっても、岩盤浴のような大量の汗を出す必要はない
じんわり、汗ばむ程度。
だから、南インドのケララのように暑い地域では
日常の中で、自然と発汗が進められるので、あえてやらないそうです。
(過度の発汗も害となるので)

また、蒸気や遠赤など使わず
運動する。ってのも発汗法の1つです(笑)。油まみれなので、足元注意ですが・・・
お風呂や、シャワーももちろん、発汗法に入ります。

古典には、13種類の発汗法というのがあげられていますから
工夫次第でいろいろな方法がとれます。

なぜ、そんな多種多様なものがあるのか?
それは、もちろん病に合わせてというのもありますが、
どう考えても、超お金持ちしかできない発汗法の記述もあります。

例えば、インド版風水によって、適した方角に小屋を建て・・・
えぇ、そこからスタート!?というw

経済的な余裕に合わせて、そして自分の状態に合わせて、
というのが13種類も発汗法がある理由です。

余談ですが
「お酒の良い飲み方」というのも古典にあり
どう考えても、王族以外できんっ!というアドバイスもあって笑える。

『涼しいところに宮殿を作って、踊り子を愛でながら
良い音楽をきき、良い香りに包まれ、若く美しく気立てのよい女性に酌をしてもらう。。。。』

この文章を読んで、「全くインドは男性社会でっ」と怒るよりも
「酒は楽しく、気持ち良い状態で飲まなきゃ」と考えて
女性も、若くてかわいい男子と一緒に飲んだほうが、いいぞ。っと、学ぶわけですね(笑)

でも、お金持ちを考慮した記載が古典にあるのは、当たり前のこと。
アーユルヴェーダでは富を否定しません。
むしろ得るものの1つ。
よりよいダルマ(義務)の遂行のためにも、ある程度の富は必要だし
肉体を健康に維持するにも(良い医療を受ける)、富は必要。

アーユルヴェーダは精神も含めつつ肉体を扱う医学です。
ここらへんは、魂に関係したヨーガと混同しないほうがいい。

さてさて
思いっきり横道にそれちゃいました・・・

催下法での「発汗法」ですが (発汗法は単独でも処方されるので、あえてこう書いてます)
油剤化が終わってるのが前提です。

発汗法の前、アヴィヤンガ(オイルマッサージ)をして
遊離しやすくなった油(毒素)を分離して胃腸管へ移動させます。
具体的に何がどういう過程を通るのかは知りません(笑)

でも、体内はスロータスという経路で、縦横無尽に繋がっているので
(それは、細胞内部の変換だし、細胞がもつ受容体のようなものだし、わかりやすくは物理的な管だし)
そのスロータスを通して、胃腸管に毒素が戻っていくのです。

私の場合は、3日間の発汗法。

普通に仕事がありましたから、
早朝に起きて、自分でアヴィヤンガをして、
自宅にあるスマーティという遠赤外線サウナドームで発汗して終了です。

日没後は、太陽の力で開いていたスロータスが閉じてしまう。といわれ
アヴィヤンガには向かないので、早朝に行う必要があります。
(面倒ですが、スロータスが開きすぎてもダメでして…。夏場の日中に行うのもよくない)


一日だけ、友人のサロンでアヴィヤンガをしてもらいました。
こちらは、蓬のスチームサウナ~。じんわり温まります、蓬は婦人科系にもいいし。
何より、セルフじゃないってのが素晴らしいw極楽でした~♪


中央処置日も含めて、4日間。
連続してオイルマッサージと発汗法を行いました。
本当に、体の滞りがなくなり調子がよくなりましたし軽やかな気分です。

皮膚もしっかり潤い、滑らかで弾力が出ます。美容面での効果も侮れません!
(実は、そこが女子的に一番嬉しかったりして…♪)

食事も、油剤化期間より続けて、消化に良い食事を腹八分目(というか7分目で十分)でしたから
発汗法との相乗効果ですね。


さて、発汗法のあといよいよ中央処置日となります。

続く

ヴィレーチャナ(油剤化)

ちょっと時間が空いてしまいましたが、
ヴィレーチャナ(催下法)の続きです。
卒業試験が終わったので書く余裕が出来ましたw~


↓ヴィレーチャナの流れです。

①消化法 (これは、事前準備でカウントされなかったりします)
②油剤化法
③発汗法
④中央処置日
⑤後処置

①は、3~5日程度。個人の状態によります。
日々、過食気味のような人だと、この期間を長くとって
体の中の未消化物(アーマ)を熟させる必要があります。

②は、日記に作り方を書いた甘草の薬用ギーを3~7日間飲みます。
(薬用じゃなくて、ギーでもいいです)
こちらも、個人の状態に応じて飲むギーの量、日にちを決めます。
体内が油剤化されたかは、体からのサインがあるので
それによって判断します。
7日たっても油剤化のサインがない場合、
それはただの食事として油が摂取されてしまったことになります。。。
所謂、失敗。

私は、朝起きて(あまり水も飲まないほうがいいらしい)薬用ギーを服用。

1日目は25ml
2日目は50ml
3日目は75ml と量を増やしつつ
この3日間、薬用ギーを飲みました。

初日が一番辛かった。。
油を飲むと、とたんに食欲が消えます。。。

そして、しばらくすると頭痛がしてきました。
油が消化される過程で、頭痛や、体が重くなるのは正常な反応なのでひたすら我慢です。
ちょっと吐き気も出たりします。だるい。

そして、この油がしっかり消化されるまで、食事はできません。
その間は油の消化を促進するため、お湯を積極的に飲みます。

古典では、この油の消化する時間によって油剤化の強度を決めます。

・6時間で消化できる量・・・軽い油剤
・半日かかる量・・・中程度の油剤
・一日かかる量・・・強い油剤

強い油剤に耐えられる人(体力のある人、消化力のある人)等は一日かかる量
中程度の体力の人は半日
消化力がない人、体力のない人、老人、子供は6時間の量

その人の状態をみて決めていきます。
ちなみに、現代人は、ほとんどの人がそれほど強い消化力をもっていません。
なので、せいぜい半日ぐらいが適当です。


私は、油に慣れていなかった初日は、昼の2時過ぎまで食欲が出てきませんでした。
しかし、急に、ぐぅ~とお腹が鳴るような瞬間が来て
とてもお腹がすきました。

ここで食べるのは、消化に軽いもの。(軽い=消化しやすい)
お粥あたりがベストです。

夜も同じく、消化に軽いものを腹八分目。

これを、3日間繰り返します。

ここで飲んでいるギーは、消化の力を上げてくれる油と言われています。
ギーを飲んだ直後は食欲が消えるのですが
ギーが消化された後には、猛烈な食欲が現れます!
なんというか、内側から現れる力強い食欲です。

古典で言われていた、ギーが食欲(消化力)を高める。というのが
本当だったんだと、感動しました。

だって、ギーは油ですから。
原料はバターです。重い重い。
それが、なんで消化の力を高めるんだろう?って思ってました。

ここにきて(7年目・・)
ギーってすごい!思いました。遅すぎる~w

そして、ギーにはピッタという熱性を下げる働きがあります。
ピッタの特効薬といわれています。

このピッタという熱性は、眼を充血させたり、皮膚を炎症させたりします。
皮膚の赤味や、血液にも関係します。

もともと、ピッタという熱性が強く、体にこもりやすい体質の私は
よく目が充血しています。
顔も赤くなります。
皮膚も無駄に炎症を起こしますw(特に、夏場)

今回の、ヴィレーチャナの油剤化期間で薬用ギーを飲んでいたとき
すご~く、自分の白目部分が、白い!のに気がつきました。
お風呂上り、いつも充血していた自分の目が
全く、濁らず白い!澄んでる。綺麗。(←目がねw..)


まさに、ギーの効果でした。
これまた感動。

古典に書かれているような、ギーの服用による影響が
自分の体にもしっかり現れていること。
アーユルヴェーダの教えが古めかしいものではなく、
時を超えた普遍的な知識であることを実感して、嬉々としてました(笑)

ちなみに、油剤化のサインをみる判断材料の一つは
便の状態です。
他にもあるみたいんですけど、
便が油剤化されてくれば成功しているみたいです。

セルフヴィレーチャナだったので
兎に角、自分の状態の観察をし続けてました。


こんな感じで油剤化は終了です。
次は、発汗法に続きます。

アーユルヴェーダ漬け

この3連休。

無事に終わり、ひと山超えた感あります。

というのも、日曜日に日本アーユルヴェーダスクールの卒業認定テストがありました。
今回は、3年生。
最終学年なので、これが本当に最後のテスト。

7年かけて勉強したことの集大成かと思えば感慨深いですが
あれもこれも、まだ暗記できてないと思えば、苦しいw

後者を選んで、あえてのプレッシャーで勉強してきましので
終わって開放感に溢れていますw

日曜日のテスト後は、在校生の交流会を兼ねたお月見が開かれて
後輩の皆さんが、私たちが勉強しているあいだ
40人分ものお料理を作って下さっていました。

皆さんに食べてもらえて嬉しいです。
なんて素敵な言葉とともに作られたサットヴィックで美味しい料理です~。
そして消化が軽い!心がこもった料理って幸せになりますね。
image21.jpg

その後、校長のクリシュナ先生の案内で
隅田川へお月見に出かけました。

総勢40人がゾロゾロと歩く姿は、小学校の遠足みたいで、
ちょっと面白いですね。

秋は、アーユルヴェーダでは月光浴が勧められる季節です。
日本の伝統の、お月見はとても理にかなったものなんです。

月は、冷性のパワーを持ち、夏に蓄積し秋に悪化する熱の力を和らげてくれます。
秋になぜ熱のエネルギーが悪化するのか?
それは、今の時期の太陽が一番強いエネルギーを持っているからなんです。


今回は、秋の水について、クリシュナ先生が隅田川を眺めながらお話してくれました。
自然界に、秋は水が豊富になる。
日中は、強い太陽によって消毒され
夜は月のエネルギーによって、冷性さを与えられ(月は癒しの星です)
アガスティアの星によって浄化される。
だから、秋の水は良い水なんだそうです。

隅田川テラスは、私が住んでいる場所からも近いので
たまに散歩するのですが

今回のように、同級生と歩くとなんだか不思議と楽しいです。
見慣れていた橋も、みんなでみるととても綺麗なんですよね~。

慣れで見過ごすものって多いんでしょうね。

この日は、半月とちょっとの月でしたが
秋の夜風が気持ちよく、月の輝きが綺麗でとても印象深い夜になりました。


そして、翌日(今日)の午前中は、スクール生向けの無料セミナーで
「バガヴァットギータ」の講義でした。
前回は、「死」がテーマでしたが
今回は、「生きる」をテーマ。生きるとは「どう行動するか」である。
とてもポジティブなお話でした。

そして、午後は
私が所属しています熊谷のヨーガ蓮華の会のお祭りで
クリシュナ先生の講演があり、そちらにも参加!

前日の疲れが残り、疲労が…とやや思ったのですが
神様が私に学ぶ機会を沢山与えて下さってるんだからと、参りました。
で、熊谷に向かう電車は爆睡でしたW

それでも、一般の方向けにクリシュナ先生が
アーユルヴェーダの専門用語を使わずに、
分かりやすく、それでもって深い内容もユーモアを交えながら
そして、アーユルヴェーダという学問の本質も加えお話していて

一般の方向けにはどう伝えていけば良いのかというのは、
卒業を間近に控え、私のこれからの課題となることだったので
普段の講義とは違う視点も加えながら聞かせて頂き、大変勉強になりました。

帰り道、熊谷の夕陽が綺麗だった。
地平線が見えるの~。高い建物がないからね。
image (20)

講演会では、久しぶり、セラピストコースの同期のNちゃんにも会えました。
私が、こちらのヨーガ教室でお世話になっているのも
Nちゃんに紹介してもらったお蔭。

それも、アーユルヴェーダを通して知り合った友達なので
私にとってアーユルヴェーダは、大切なものを与えてくれる源です。

この3日間、本当にアーユルヴェーダ尽くし、漬けだったなー。
雑念が少なかったせいか、妙な爽快感がありましたw

ヴィレーチャナ準備編(消化剤)

ヴィレーチャナ(催下法)は
粘着性のカファと熱性のピッタを排出するのがねらい。

様々な理由で体の細部に入り込んだ、このカファとピッタを
胃腸管に戻し(発生するのもこの胃腸において)
便として排泄します。

へぇ~。
って、感じでしょ。
「そんなことできるの?」って思っちゃう。

その為に、しっかりとした準備が必要。

準備の第一段階が
「消化法」

アーユルヴェーダの食事の概念で「アーマ」というものがあります。
未消化物と訳されています。

食事のルールとして、一番よくないとされているのが
「食の上の食」つまり、前回の食事が消化されていないのに、次の食事をすること。
食欲が無いのに、時間だからと食事をする。

これらは、不十分な消化によって未消化物が発生し、
身体に重さ、倦怠感、閉塞感を引き起こしていきます。


この「アーマ」がある状態で、浄化療法である催下法は行えません。
なので、このアーマを「未熟」から「熟す」作業が必要になっていきます。

一番よいのが、断食w
でも、浄化療法の前には向いてませんので

・消化しやすい食べ物を腹八分で食べることと。
・消化剤の摂取。
・白湯をのむ

上記の方法で、消化法(アーマパーチャナ)をおこないます。
期間は、その人の状態によります。
特に不調が無い人であれば、3日~5日間程度でしょうか。

私は、3日間行いました。

アーマパーチャナには、クミンが良いとされていますので
クミンの粉でもよかったのですが、
アーユルヴェーダの伝統的な消化剤の作り方を直前の授業で習い
しかも、材料がすべて自宅にそろっていましたので
せっかくだから手作りしてみました!


『ヒング・アシュタカ・チュルナ』

・ヒングは、樹脂が原料のスパイス。
婦人科系に良く、駆風作用があります。
独特の臭みがあり、ヨーガの修行をしていて、ニンニク、玉ネギがダメな方が代用として料理に使ったりします。
(にんにく、玉ネギは精力を強くする働きがあるので、
精神的なヨーガの修行をされている方は食べないのです)

精神的なヨーガって書き方も変だけどね。。。
もともとそっちがメインだから。


・アシュタカは、アシュターンガで8つ。という意味。
この消化剤は、8種類のスパイスを調合します。

・チュルナは粉。

【材料】
・ヒング
・コショウ
・乾燥しょうが
・長こしょう(ピッパリー)
・クミン
・黒クミン(カロンジ)
・アジョワン
・岩塩

分量は、全て1対1で配合。
ヒングの香りが苦手な場合は、適度に調整。

インド料理を習っているので、
一番珍しいであろう、黒クミンも自宅にありました。
我ながらマニアックです。

これら全て、そのまま使用していいらしいのですが
クミンだけは、料理で加熱しない時は必ず煎ってから使うため
私は煎ったものを加えました。
そうしないとあのクミンらしい食欲をわかせる香りが立たないのよね。

材料↓
image (13)

石製の鉢(ガンガン叩いて、潰すので乳鉢だと壊れます・・・)
スパイスクラッシャーでもOK。
image (16)


出来上がり
image (14)


コツは、小さい粒のものから、一種類ずつ潰すこと。
特に黒クミンは、小さく硬いため
材料全部を混ぜて潰そうとすると、残ってしまいます。
消化剤なのに、消化に悪いものになっちゃうから気をつけましょう。

これ、最初に作った私の失敗談からです(笑)
いや~、黒クミン、手ごわし。。。完全に残ってましたね。
一種類ずつ、丁寧に潰せば、問題ありませんでした(←二回目はそうした)

このチュルナは味が思いのほか、美味しいです!
生サラダにかけたり(生野菜は冷やすから、ちょうどいい)
お蕎麦に薬味として使ったり。
色々と工夫できるので、催下法が終わった今でも利用しています。

食事に混ぜてもいいですが、
本来は、粉薬みたいに、食後に小さじ1程度を服用するものです。

後は、白湯じゃなくって
クミン茶(炒ったクミンを、煮だしたもの)を飲んで
アーマパーチャナ(消化法)を行ってました。
これ、香ばしくて美味しいです。

このチュルナ(粉)も、クミン茶も
「消化しやすい食事を腹八分目食べる」
という基本ルールを守らなければ意味がなくなってしまいます。
そこが、一番大切であり、意思が弱いと崩れやすいとこ。

だから、セルフじゃないほうが、本当はいいんですよね(笑)
食事を病院やアーユルヴェーダの施設で管理してもらっちゃたほうが、楽ですよね。
あはは。(私も次回はぜひインドで受けたいw)

今回は、勉強もかねてのセルフヴィレーチャナなんで
薬用ギーや、このチュルナ(粉)作りも含めて、楽しみながらやってました。

ヴィレーチャナ準備編(薬用ギーつくり)

先日実行した、セルフヴィレーチャナ(催下法)の詳細です。

ブログ、長く続けると思わぬ備忘録になります(笑)
無駄じゃなかったことが、このたび証明されましたww


こちら、簡単な用語説明。
------------------------------------------
ヴァータ:空、風の要素。乾燥、冷たさ、粗さなどを表す
ピッタ:火の要素。熱、鋭さなどを表す。
カファ:水、土の要素。重さ、冷たさ、湿潤などを表す。
---------------------------------------------


本題戻る。
ヴィレーチャナの油剤化に甘草の薬用ギーを作りました。
甘草は「リコリス」のこと。
サンスクリット語は、ヤシュティーマドゥー。言い辛い。。

ヴァータとピッタ緩和するのに良いです。
特に、ピッタに関して、血液組織の病や眼によい、
脳の記憶力UPなどの働きがあります。
声に良いとか、喉の渇き、傷の炎症なども癒します。

ギーというのは、無塩バターからタンパク質などの成分を取り除き
油として純化したもの。油として良質なことはもちろん、アーユルヴェーダではギーは
一緒に摂取したものが、よりよく働く手助けをしてくれます。そして、優れたピッタの緩和剤です。


いいことづくめの薬用ギーですが、問題はどこにも売ってないこと。
なので、自分で作るしかなし。。

スクール2年生の最後の授業で、薬用ギー(うこん)作りの実習をしたので
その際の、ノートをめくってみるものの、薄ぼんやりな私の記憶力。

で、ブログに書かなかったけ?と思い出し
検索。
あった(笑) 偉いぞ、このときの自分。


こちら
何やら、いい事書いてるな~この時のわたし。。どこへいった?w

この日記と、すでに暗号の域wだったメモをもとに、
今回、甘草の薬用ギーを作りました。


①甘草の煎じ液を作る

1(甘草):4(水)
※体積比です。
これを、圧力鍋にいれて、4分の1まで煮詰めます。
(圧力鍋じゃなければ、1:8にして、8分の1まで煮詰める)

②出来上がった、煎じ液に対して、4分の1のオイル(ギー)を混ぜる。


③②を入れたオイルの分量になるまで煮詰め、水分が蒸発したことを確認したら出来上がり。


こんな流れです。
①で、私は圧力鍋を使ったので甘草対比水分量4倍くらい。
圧力鍋を少しかけて、後は普通に煮詰めました。

本来は、圧力鍋を使うと煎じ液に重さが出ちゃうらしいです。
治療目的で使うなら、圧力鍋は使わないほうがいいかも。
今回のように、健康人の予防で使う程度なら、問題ないかと思います。

これがリコリス↓乾燥しているので最初、水につけて戻します。
image (2)

煎じ液の出来上がり↓ 激甘っ。マズぅ~w
image (12)

普通のギーも作っておく。
今回は、発酵バターを使用。インドのバターは乳酸発酵したものなので、こっち。
image (4)

切らずにそのままwドーンと投入
image (5)

溶け出す。泡が小さくなって、はじける音がしなくなったら出来上がり。
image (11)

クッキングペーパーで濾して通常のギーは出来上がり。
image (3)

次に、煎じ液とギーを混ぜて、煮詰めていきます。
最初は、こんな薄茶色。
image (6)

煮詰めてる過程。茶色が増していく。
image (7)

終わりの頃。煎じ液の蒸発が進み、油がすきとおってくる。
image (8)

出来上がりの確認!
燃やすw
ティッシュペーパーを糸状によって、作っている油につけて、火をつけてみます。
image (9)

うまく燃えないようなら、まだ煎じ液の水分が残っている証拠。
写真ぐらいの勢いで燃えればOKです。

そして、濾します。
焦げた!ってあせりましたが、大丈夫でした。
image (10)

出来上がり~♪
securedownload.jpg

美しい黄金色。
甘草の煎じ液は、うっってくる程、激甘でしたが
薬用ギーにしてみると、ほんのりした甘さと香ばしさ。

ギーって飲みにくくて、私は苦手ですが、薬用ギーにしたら
すんなり飲めました。作ったかいアリ!

ヴィレーチャナ自体は、また今度書きます~。
長くなるなきっと。
プロフィール

猫パンダ

Author:猫パンダ
アーユルヴェーダとヨーガと奥田民生な毎日です。

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